足助仕込蔵に新桶が置かれました

足助仕込蔵に新桶が置かれました

昨年1月に小豆島で、ヤマロクの山本さん率いる木桶職人復活プロジェクトで造られた新桶です。
ご縁があり、このときに造られた4本のうち1本が、しろたまりを仕込む桶になりました。
昨年11月に碧南で開催された第7回全国醤油サミットの会場にも、展示されたものです。

醸造用の大型木桶は、絶滅寸前です。
需要が激減し、木桶も竹箍(たけたが)も職人さんがいなくなろうとしています。

もう一度木桶の良さを見直し、我々醸造家が伝統の木桶仕込みに取り組むこと。

そして、木桶仕込みの醸造品の良さを皆さんにお伝えし、1本、買っていただけるようになること。

その結果、木桶にかかわる若い職人さんが、生業として成り立つようになること。

山本さんからはじまったこの取り組みに、多くの醸造屋、販売にかかわる同志たち、ご奇特な(笑)皆さんが参加しています。

木桶仕込みの醸造品を見かけたら、このことを思い出してくださると嬉しいです。

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