シモーヌ・アシュレイ、次世代のファッションアイコンとなるか?
「悪魔はまだ来ていない」続編で、シモーヌ・アシュレイは単なる新人女優ではない。彼女のファッションセンスが、次世代のアイコンとしての地位を確立しつつあるのだ。

ランウェイ誌を席巻する、新たなスタイル
新進気鋭の女優、シモーヌ・アシュレイは、HBOの「プラダを着た悪魔2」で、ミランダ・プリーズリーの敏腕アシスタント、アマリを演じる。そのレッドカーペットでの装いは、すでに話題を呼んでいる。トム・ブラウンのスーツドレス、プレッピーなニット、そしてカルティエのジュエリーを組み合わせたオフィススタイルは、彼女の洗練されたセンスを物語っている。
ニューヨークでのプロモーションイベントでは、2003年秋のバレンシアガのパラシュートジャケットを大胆に着用。鮮やかなオリーブグリーンと黒のパネル、非対称なウエストライン、そして襟を立てたスタイルは、ニコラ・ジェスキエールが手がけた、プロポーションとパッチワークを大胆に組み合わせたコレクションを彷彿とさせる。そこに黒のミニスカート、バレンシアガのアンクルブーツ、巨大なシティバッグ、そしてYSLのサングラスを合わせることで、完璧なスタイリングを完成させた。スタイリストのレベッカ・コルビン・マリーの巧みな手腕により、これはまさに「エミリーのような」スタイルとは一線を画すものとなった。
オリジナル映画では、グッチ、シャネル、ルイ・ヴィトンに頼っていたエミリーと対照的に、アシュレイはオフスクリーンでは、バーバリーやS.S.ダレイといった英国ブランドを好んで着用し、マリン・セールやミアウといったブランドのコーディネートも取り入れている。そして、プラダのトートバッグ、ラルフローレンのホーボーバッグ、フリーヤのイースト・ウエストバッグといった、ミニマルで洗練されたアクセサリーを選ぶセンスも光る。キャプリパンツや、フェミニンで軽やかなスリップドレスを愛用するのも特徴的だ。
彼女とアン・ハサウェイの共通点は、バレンシアガへの愛情。ファッションウィークの最前列で一緒に現れることも多く、二人の友情はファッションシーンでも注目を集めている。映画の予告編では、アシュレイ演じるアマリが、アンディ・サックスがシャネルを言い当ててしまったことに動揺する姿が描かれている。その一方で、アシュレイ自身は、アーカイブファッションへの深い愛情を抱いているようだ。
シモーヌ・アシュレイのファッションセンスは、単なるトレンドの追従ではない。彼女自身の個性と、時代の変化を敏感に捉える才能が融合した、新たなファッションアイコンの誕生を予感させる。データと分析だけでは見えない、彼女のスタイルが、今後どのように進化していくのか、目が離せない。