２月２７日の「オクヤサイクル」の原点の続きです。
順調に伸びてきた家業ですが、自分が小学生の頃、近くに強力な同業者が
進出してきました。
折角、地道に顧客を掴んできましたが「月掛予約販売」を謳い従業員を２，３人使って
攻勢をかけてきました。瞬く間に食い荒らされ、父は落ちこんでいました
子供心に父はあんなに親切にお客さんの自転車を大事にしてあげてるのに「なんで」
云う感じでしたね。その時気丈な母は「月掛けには月掛けでうちも対抗したら」と
父の尻を叩いて月掛け会員を集め始めました。瞬く間に５０人、１００人と集まり
少し対抗できるようになりました。月掛会員入会の特典、それは
「日帰り温泉旅行」ﾊﾞｽ旅行（ガイドさん付き）、バスを貸し切り三谷温泉「ふきぬき」へ
今ではとても考えられません。私が家業に入る時にはバス、２台で琵琶湖「紅葉パラダイス」へ。
両親はいつも「月掛けで救われた。」と言っていましたね。
労を惜しまず、集金の毎日です。現在の宅配の再配達ではありませんが、再集金もたびたび。
さすがに、疲れたみたいです。ここから父と私の二人三脚の始まりです。
又、機会があれば書いてみたいと思います。
碧南市新川町２－１８
オクヤサイクル
ＴＥＬ/ＦＡＸ ０５６６－４２－４８８５
